ロシア イギリス外交官23人追放 地政学的不安増加
3月15日元ロシアスパイがイギリスで暗殺された事件を受け、イギリスがロシアへの制裁として、ロシア人外交官23人を国外追放してましたが、
18日ロシアはその報復措置として、イギリス外交官23人を1週間以内に国外追放することを決めました。
今のところロシアが元スパイ襲撃事件への関与を否定しており、
ロシア側の主張は、「18日に行われるロシア大統領選」や「ロシアW杯」を前に問題を起こすための主張だとイギリスを批判しています。
この事件はイギリスとロシアという民主主義 対 旧社会主義の構図なので、
日本に入ってくる情報はどちらかというとイギリスよりの記事が多く、中立とはいいがたいのですが、イギリスがロシアに対し問題を起こす意図が読めず、
ましてや当選が確実で世界中の誰も気にしていないロシア大統領選の行方や、
直前に問題を起こすメリットが感じられないロシアW杯など、
ロシアの言い分は読みにくいところがあります。
ただ、プーチン大統領は日本ではあまり人気がなく、むしろマイナスに捉えられている方が多い気がしますが、ロシアに限らず旧ソ連の国からプーチン大統領への支持は絶大でかなりの尊敬を集めている方です。
今回の構図のような時は、日本語、英語しか読めない私が確認できる記事は民主主義側の意見なので、本当に中立で書かれていない可能性もあると思って読む必要がありそうです。
ただ、投資家としては市場が読みにくくなるので、どっちでもいいから仲良くしてほしいところです。