来週の為替展望
昨日はアメリカ、イギリス、フランスの同盟国がシリアへのミサイル攻撃を行ったことで話題は持ち切りでした。
この件はアメリカとロシア間の関係にも大きく影響しており、今後はアメリカ、ロシア間のやり取りが非常に重要になっていきます。
ロシアはアメリカがシリアにミサイルを打つを警告した際に、シリアが化学兵器を使用した証拠はないし、アメリカのミサイルはすべて撃ち落とすと言いミサイルを回避しようとしておりましたが、アメリカ同盟はミサイルを撃ち込みロシアの面目は丸つぶれです。
さらに、ロシアは現在経済状況が悪く、国際関係も欧米諸国をうまくいっておりません。頼みの綱の中国もアメリカと関係を構築しだしておりロシアとしては面白くない展開です。(ただし、今回のミサイルの件について、ロシアがアメリカ同盟を批判した際に中国はロシア側についてます)
今後プーチン氏がこの面白くない状況をどう打開するかみものです。
一方で、今回のミサイル攻撃に参加したイギリスのメイ首相は議会の承認を得られずに攻撃承認を下したとして、野党から非常に攻撃されております。