シリア ミサイル攻撃回避
WHOの報告によると、今月7日シリア政府が反体制派の拠点に対する空爆で「毒性の強い科学薬品を使用した原因で43人が死亡、500人以上が治療を受けている」と発表。シリア背後にいるロシアにも批判があつまりました。
この科学薬品を使用したことをアメリカが強く批判し、トランプ大統領は「シリアにミサイルが向かう」とシリアのアサド政権を支援するロシアに対し批判のツイートした。
それに対しロシアがアメリカに対し「アメリカから発射されるミサイルはすべて撃墜し、発射地も攻撃する」と警告。
アメリカは攻撃態勢をひいており、イギリスも軍隊を向かわせる事態に発展しておりました。
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これが今日のお昼までの状況。
市場はさすがのアメリカも攻撃はしないでしょう、と思いつつもリスク回避の傾向がみられておりました。
しかし、先ほどロシア大統領府のコメントで「アメリカとロシアは摩擦を避けるための電話連絡を活発にとっている」「シリア情勢のこれ以上の緊張を避けることが極めて重要である」との情報が伝わる中、アメリカとロシア間の地政学的懸念が低下されております。