もはやトルコリラに未来なし
トルコリラ下落がとまりません。
極度なインフレに悩まされているトルコリラですが、
エルドアン大統領が今月に入ってもさらに政策金利を下げるべきだと発言しているようです。
エルドアン大統領いわく、政策金利を下げることがインフレ低下につながるといっており金融学のセオリーとまったく逆の対策をおこなおうと中銀に圧力をかけ続けています。
自国の経済よりも自分の支持率ととらえられても仕方ありません。
この影響でトルコリラ下落の一途をたどっています。
売りを入れても非常に高いスワップポイントがすごくネックになる為、慎重な投資が必要です。
この影響もあり、2018年の2カ月間でトルコの輸出額より輸入額が明らかに増えてきました。2月までの2カ月でトルコの貿易赤字は148億ドルとなっております。
ついに良好だった経済も悪化しはじめております。
また中東に付きまとう問題も地政学リスクとなって下落に影響しております。
今年1月に最高値トルコリラ円で30.28円を記録してますが、
現在26.62と大幅下落
なんと12%も下落です
非常に危険な状況になってきました。