ロシアスパイ襲撃：日中様子見からの円高暴落

米国務長官解任やら森友問題などで日米政府への不安感から14日は日中様子見の展開でした。

なのに、22時30分ごろから突然暴落し、全面円高になってます。

おそらく、イギリスでロシアスパイのセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんが襲撃され重体で発見された事件の影響かと思われます。

イギリスのメイ首相はロシアの仕業と考えており、軍用神経剤も使用した可能性があるとロシアに説明を要求、トランプ大統領やドイツのメルケル首相も同意見。

さらにメイ首相は「英国に対する無謀な攻撃だ」とロシアを非難し。ロシアに対して１３日中に回答するように要求しており、明確な説明がない場合は「最大限の断固たる」対応を取ると明言。

ロシアの外交を22人強制送還しました。

米国など西側主要国とともにロシアに制裁などの措置を検討しているみたいです。
在英ロシア大使館は13日、事件への関与を改めて否定し、英国が神経剤のサンプルをロシアに提供しない限り、ロシア政府は対応しないとしているようです。

イギリス、米、EU　対　ロシアの構図ができ、市場はリスクオフの対応をとっている状況のようです。

この影響で、全面円高、ポンド安、ユーロ安で進行中（24時40分）