【成功の秘訣】成功したと思い込め

深層自己説得はあたかも、魔術の一種であるかのような働きをする。

では、その深層自己説得とは何か？そして、深層自己説得によって何ができるかを考えてみることにしよう。

人間がある一つのことを繰り返し繰り返し行っていると、それが知らぬ間に本物になってくることは、よく知られている事実でる。

嘘を何回も繰り返していると、それらが知らぬ間に本物になってくることは、よく知られている事実である。

嘘を何回も繰り返していると、それが真実だと思い込んでしまうのと同じ理屈である。

自分の心を占領しているものが、思考までも支配してしまうのだ。

心の奥深いところで考えていることが、他の感情に結びついてしまうと、その人の行為や行動のすべてを支配する原動力となる。その結果、いい意味でも悪い意味でも、人間というのは自分が考えたとおりの人間になっていまうのである。

ここで重要な心理をのべることにしよう。

それは、「どんな感情であろうとも、その感情がその人の考えと結合すると、その他の考えを全部引き付ける磁石のような力が発生する」ということである。

感情と結合する考え方というのは、草花の種子にもたとえられる。

例えば、肥沃な土地にある種子をまくとしよう。その種子はやがて芽を出して成長し、そして花が咲き、結実し、同じ種子を大量に作るだろう。

人間の心も同じように、心の中に支配的な存在となっているものと同化しようとして、絶えず揺り動かされている。人間の心の中には、アイディアとかプランとか目標などのいろいろな考えが、はっきりした形を成さないまま存在しているが、感情と結合して磁石のような引力を持った思考がアイディアやプランを自分のものにすることで同化し、一つにまとめてしまうのである。

その一つになった考えが、脳の中のまだ未知のメカニズムにより、心の中を全部支配してしまうことになるのだ。

アイディアやプラン、目標などを決める種子は、考えることを繰り返して行くうちに生ずるものだとは前述したとおりである。

あなたの目指す大きな目的や目標、欲しい金額を手に入れる方法などをわかりやすい文章にして、毎日声をだして繰り返し読むようにすれば、それがあなたの潜在意識を揺り動かして、ついにはそれを本物にしてしまう。

その意味で「魔術のようなもの」と称しているのである。

いま、あなたがどんなに逆境にあったとしても、この方法によってあなたに取りついている貧乏神を追い出せるのだ、そして、秩序ある生活を打ち立てることができる。

繰り返し述べよう。あなたが持っているハンディは、深層自己説得の原理を用いることによって克服することができるだろうし、臆病な気持ちを勇気に変えることもできる。この深層自己説得の原理を使うには、先ほど述べたように、積極的な考えを刺激する言葉を簡潔な文章に表して、その暗唱、音読を繰り返す事である、そうすれば、あなたの心の中にある潜在意識は、大きな働きおしてくれることになる。

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つまり、自分の感情や考えは自分の行動や結果に紐づくから、自分の感情や考えを目標を達成した状況にすることで、必然的に行動が変わり、結果もついてくるということですね。

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